J1湘南が13日、平塚市内のホテルで新体制を発表し、就任5年目のチョウ貴裁監督(46)は「必ずや新しい選手と既存の選手たちを融合して、周りをびっくりさせるようなチームをつくる」と意気込んだ。
新加入は9選手。平塚市出身でJ1甲府のMF下田や横浜MのFW端戸が完全移籍で加わり、昨季はJ2千葉で主将を務めたMFパウリーニョが期限付き移籍で入団した。
今季のスローガンは当て字で「挑越(ちょうえつ)」。U-23(23歳以下)日本代表主将の遠藤や永木ら昨季までの中心選手だった4人が去り、苦戦が予想されるが、指揮官は「自分の今までを越えて次に向かっていく。手を取り合いハードルを越えていく。戦力ダウンだとは全く考えていない」と自信を見せた。