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神奈川ダービー
川崎に一瞬の隙 3戦連続勝ち点1 強者の宿命、踏ん張れ

スポーツ | 神奈川新聞 | 2019年3月11日(月) 11:08

後半終了間際に追い付かれ、3戦連続のドロー。肩を落とす川崎イレブン=日産ス
後半終了間際に追い付かれ、3戦連続のドロー。肩を落とす川崎イレブン=日産ス

 3連覇を狙う川崎は横浜Mと2-2で引き分け、開幕から3戦連続ドローとなった。新加入のレアンドロダミアンが2ゴールと活躍したが、終了間際に追い付かれた。横浜Mは勝ち点7。

【評】互いに譲らず引き分けた。川崎はレアンドロダミアンが前半4分に技ありのシュートで先制し、1-1の後半43分には頭で2点目。横浜Mは前半24分に右クロスをマルコスジュニオールが決め、試合終了間際にCKを扇原が合わせた。

横浜M 2-2 川崎
(前 1-1|後 1-1)

 王者フロンターレが長い眠りから覚めない。後半ロスタイムのラストプレーで同点弾を許し、ピッチに突っ伏したイレブンの姿は、2連覇中のそれではなかった。

 負けに等しい引き分けだ。悲劇の7分前に、長谷川の左クロスを小林が折り返し、レアンドロダミアンが2点目を押し込んで歓喜を迎えていた。だが、つかみかけたリーグ戦初勝利が、課題のセットプレーから失われた。「最後は一番集中すべき場面なのに…」。主将小林はうつむいた。

 
 

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