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センバツ中止 東海大相模・門馬監督「真摯に受け止め」

高校野球 | 神奈川新聞 | 2020年3月11日(水) 23:01

東海大相模の門馬敬治監督
東海大相模の門馬敬治監督

 日本高野連は11日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、19日に開幕予定だった第92回選抜高校野球大会の中止を決めた。球児らの夢の実現へ、無観客での開催を模索してきたが、選手の健康、安全面を最優先に考えて断念した。

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 日本高野連が第92回選抜高校野球大会(19日から13日間・甲子園)の中止を決定したことを受け、2年ぶり11度目の選抜大会出場を決めていた東海大相模の門馬敬治監督(50)は「現在の社会状況の中、日本高野連の方々が決断されたことを真摯(しんし)に受け止めています」との談話を発表した。

 同校は政府の要請を受け、2日から17日までを臨時休校としている。野球部では寮生活の部員約40人のみで時間を縮小して練習。グラウンド外ではマスクを着用し寮内に消毒液を設置するなどして、感染予防の注意喚起を行い出場に備えていた。

 2季連続で甲子園に出場のはずだった東海は、昨夏メンバーの鵜沼魁斗、山村崇嘉、西川僚祐、加藤響の最上級生4人で通算計156本塁打を放つ強打を武器に、神奈川の覇権を争ってきた横浜に並ぶ通算5度目の全国制覇を狙っていた。

 中止発表後、門馬監督は寮生のみを集めてミーティングを行った。日本高野連の決定を伝えたところ、部員らは神妙な面持ちで聞いていたという。主将の山村は「選抜大会に向けて練習してきたので残念です。しかし、まだ僕たちには夏の甲子園もあるので次に向かってチーム一丸で努力していきたいと思います」とコメントした。

 また、県高野連の栗原豊樹専務理事は「県内の高校の部活動の制限が当初より厳しくなってきている」と話し、26日に開幕予定の春季県大会地区予選について臨時の理事会などで議論を重ね、3月中旬に実施の可否を判断する方針を示した。

 
 

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