抑え候補の国吉が九回に登板し、3者連続三振の圧巻の投球。ここまで防御率9・00と不振だった6年目右腕が復調の兆しを見せ、中畑監督は「ようやく昨年のような良い投球が見られた」と喜んだ。
最速151キロのストレートが切れ、変化球が生きた。先頭打者の大和に外角直球で空を切らせると、続く坂にはフォークボールで見逃し三振に。北條にも直球を続けた後に落とし、見逃し三振に仕留めた。
新人の山崎康(亜大)の抑え起用も視野に入れている指揮官は「球威も腕の振りも間合いも良かった。次が楽しみ。山崎との一騎打ちだね」と期待を寄せた。
【神奈川新聞】