オープン戦初登板で持ち味を発揮した。先発陣入りを目指す横浜DeNAの三浦は5安打を浴びながら5回1失点と踏ん張り「キャンプ中から問題なく、順調に調整できている」と満足げだった。
一回に早くも犠飛で1点を失うがここから粘った。奪三振ゼロながら丁寧に打たせて取る。五回1死一、二塁では岡を三ゴロ併殺に仕留めた。注目の大谷とは2度、対戦。90キロ台のスローカーブを使い緩急で揺さぶり、二回は三邪飛、五回は中飛と2打席とも打ち取った。中畑監督は「この時期にしては内容として評価していい」と話した。
ただ三回は相手の走塁ミスや高城の二盗阻止に助けられた。本人も追い込んでからの制球の乱れを課題に挙げるなど調整は途上。現状の先発陣は久保、井納、モスコーソ、山口の4人は固まっており、41歳のベテランは食い込めるか。「順を追って段階を上げていくだけ。シーズンへの準備をしていきたい」と冷静に話した。