2020春季キャンプ
ソト〝快音〟響かせ 3年連続「本塁打王」へ
ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2020年2月15日(土) 22:46
横浜DeNAの春季キャンプ第3クール第5日は15日、沖縄県宜野湾市のアトムホームスタジアム宜野湾で行われ、3年連続の本塁打王を狙うソトがフリー打撃で快音を響かせた。16日に行われる巨人とのオープン戦に「3番・一塁」でスタメン出場する見通しで、朝の特守ではロペスとともに内野守備の練習で汗を流した。
ラミレス監督は巨人戦に向けて「実戦とはいえオープン戦。結果にこだわるよりも試合に出ていないメンバーをじっくり見たい。ただ降水確率が80%。主役は天気になるかな」とジョーク交じりに新戦力の台頭を期待していた。
16日からオープン戦 対巨人
プロ野球のオープン戦は16日に那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で行われる巨人─横浜DeNAの1試合で開幕する。
東京五輪の開催に合わせて公式戦を中断する影響で開幕が例年よりも前倒しになったことで、オープン戦も約1週間早いスタートとなった。
オープン戦は3月15日まで計85試合が予定されており、セ、パ両リーグは同20日に開幕する。
ボール見極め左右に快音
「キャンプが始まってもう2週間。状態は良いよ」。球団初となる3年連続の本塁打王を狙うソトが実戦に備え、順調ぶりをアピールしている。
前日14日のフリー打撃では「マイナー時代に相手をしたことがあるよ」と語っていた新助っ人のピープルズと対戦。ボールを見極めながら左右にヒット性の打球を放ち、「投手の生きた球を初めて振ったけど、いい感触だったね」。この日は左翼方向へ引っ張る持ち味を発揮。重りを付け、力強いスイングも磨いた。
来日3度目の沖縄にもすっかり慣れた様子で、充実したキャンプを過ごしている。那覇の公設市場には行きつけの店があるといい、「貝の塩焼き」がお気に入りだ。