ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の開幕から、20日で1年を迎えた。
予期せぬ新型コロナウイルスの感染拡大に見舞われる中、ラグビーに魅せられた人々は熱狂の日々を振り返り、いま何を思うのか─。
ぜいたくな数分
熱狂は過ぎ去り、静寂に包まれたグラウンド。降り立てたのは、7万人の観客を見送ったボランティアの「役得」だった。安田十四雄さん(89)=横浜市中区=が、思い出の写真を見せてくれた。
昨年11月2日夜、日産スタジアム(同市港北区)。イングランドを破った南アフリカ代表が先刻、優勝カップを掲げたばかりだ。
ラグビーW杯1年 関係者が振り返る、あの熱狂の日々
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決勝直後のグラウンドに立った安田十四雄さんらボランティア(安田さん提供) [写真番号:349925]
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チェスターさんのパネルを囲み、お面を着けて追悼するチェスターズカップの出場者(加治屋さん提供) [写真番号:349926]
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代表チームのユニホームの写真の前で笑顔を見せるクルツさん=横浜市港北区の経営する語学教室で [写真番号:354938]
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アイルランドの夫妻から受け取った車の再活用を模索する三村さん=横浜市保土ケ谷区 [写真番号:354939]