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教室に行こう
県立川崎工科高校(川崎市中原区)

教室に行こう | 神奈川新聞 | 2020年6月8日(月) 17:00

試行錯誤し課題解決
アイデア出し合いロボットづくり


ロボットを製作し、コンテストに出場した生徒たち
ロボットを製作し、コンテストに出場した生徒たち

 「アイテムをうまくつかめないなぁ」

 工業科の科目「課題探究」の授業の一場面である。ここ、川崎工科高校は、県立高校で唯一ロボットシステムコースのある学校である。同コースの生徒は、高校生ものづくりコンテストに出場するため、オリジナルのロボット製作に取り組む。コンテストの課題は毎年変わるため、ロボットを一から製作しなければならない。

 まず初めに、生徒たちは、ロボットに応用できそうな機構や他のコンテストに出場したロボットなどの情報をインターネットで調べ、自分たちでアイデアを出し合い、どのようなロボットを製作するか決めていく。

 次に、自分たちで作ったプログラムをロボットのマイクロコンピュータに転送し、ロボットの動きを入念にチェックする。プログラムと本体が連動して初めて動くため、計画通りに動くよう何度も挑戦と失敗を繰り返す。指導に当たる教員はアドバイスはするものの、生徒たち自身で課題を解決するよう促す。


授業で、ものづくりに取り組む
授業で、ものづくりに取り組む

 実際に製作し始めると、想定していなかった問題が次々と起こる。「ここのプログラムを変更してみようか」「この部品を別なものに取り換えてみようか」

 試行錯誤を繰り返し、問題を一つずつ丁寧に解決しながら製作を続けた。

 そうして迎えたコンテスト本番。期待と不安を胸に他校が製作したロボットと対戦する。授業とは全く違う緊張感の中、練習通りにロボットが動くようにと細心の注意を払う。緊張しながらも、生き生きとロボットを動かす生徒たちは、真剣なまなざしで対戦相手に挑んだ。

 全国の舞台で入賞を果たすことはできなかったが、生徒たちは皆、すがすがしい表情をしていた。「たくさんの挑戦と失敗が自分たちを成長させてくれました」。今日も生徒たちは、試行錯誤して学び続ける。

さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート

神奈川県教育委員会では、他にも各校の取り組みを「元気な学校づくり通信『はにい』」で紹介。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f420082/

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