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教室に行こう
秦野総合高校(秦野市南が丘)

教室に行こう | 神奈川新聞 | 2020年9月7日(月) 15:00

スポーツ通し学ぶ力
コロナ禍で安全・安心なイベント企画

イベントの感染予防について議論した

 「会場の入り口に消毒徹底の看板を作ろう」「接触が少ない種目を提案してみる?」

 保健体育科の選択科目「スポーツマネジメント実習」での会話である。生徒たちは、12月に近隣の小学生を招いて行う予定の「HADASOスポーツフェスティバル」の企画について議論した。

 単位制総合学科の秦野総合高校は、生徒それぞれが自分の夢につながる選択科目を主体的に選び、「自ら学ぶ力」を身に付けられることが特徴の一つである。この授業では、スポーツをマネジメントすることを通して、スポーツの振興および発展に寄与する資質を育てていくことを目標とする。スポーツイベントを安全かつ有意義に実施するための企画立案・運営について、実践的に学んでいる。

小学生にスポーツの楽しさを伝える生徒たち(2019年撮影)

 例年は小学生にスポーツの楽しさを伝えるための議論が行われるが、コロナ禍の今年は「感染予防を踏まえたイベントの企画・運営」をメインテーマとした。人の命を預かっていることを忘れないことが、学びの重要な柱となる。

 「感染症対策を行わなかった場合の最悪な事態についても考えよう」。ある生徒の発言を機に、生徒たちの表情はより真剣さが増した。「対策を練らないとクラスターとなってしまう可能性がある」「それだけはあってはならないね」。いつもとは少し違う空気の中、慎重に議論を重ねた。部活動に熱心に取り組んでいる生徒が多く、感染症の影響で関東大会やインターハイなどが中止となり、それぞれが悔しい思いを抱えている。そのこともあり、参加者の健康や安全の確保に向け、大会やイベントの主催者としての責任や、参加者への具体的な配慮について模索する姿が見られた。

 「課題は山積みだけど、このイベントは絶対に成功させよう」。男子生徒がこの日の議論をまとめた。生徒たちは今後もたくましく思考を働かせていく。

さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート 神奈川県教育委員会では、他にも各校の取り組みを「元気な学校づくり通信『はにい』」で紹介。 http://www.pref.kanagawa.jp/docs/v3p/seitosidou/hanii.html

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