横浜・みなとみらい21(MM21)地区で女性3人グループがのぞきこんでいるのは、市が公民連携で整備を進める広告付き案内サイン。公衆無線LANサービス「Wi-Fi(ワイファイ)」も提供している。
QRコードから15言語対応の観光情報にアクセス可能。地図の裏面は企業広告となっている。市とパートナーを組むエムシードゥコー(本社・フランス)が広告料収入で整備や維持・管理を、市は地図データの提供などを担う。横浜への来街者が増えるラグビーワールドカップ日本大会に合わせ、9月20日に運用を開始した。
当面の目安は都心臨海部や新横浜地区で50カ所の整備。「来年の東京五輪・パラリンピックに向け、追加設置を検討中」と市都市整備局。