横須賀市は2021年の成人式について、新型コロナウイルスの感染防止のため日程を2日間設け、計4回に分散して行うことを決めた。
同市の成人式は「新成人のつどい」として、横須賀アリーナ(同市不入斗町)で開催している。例年は1日のみ、1回の式典を行い、今年は3260人が参加した。
来年の対象者は約4400人。コロナ対策で密集を避けるため、1月10、11日の両日に計4回に分けて行う。中学校区などを基準に地域別で分けることを検討しており、式典も例年の約1時間よりも短くする。市は「晴れ着を着たり、友達と再会したりする場は重要と考え、会場実施を決めた」としている。
また、民法改正により成人年齢が18歳に引き下げられる22年度以降も対象者は20歳とし、式典を「二十歳(はたち)のつどい」として開催する。