新型コロナウイルスの影響で、神奈川県内全25海水浴場が開かれない異例の夏。例年多くの人出がある鎌倉、逗子、葉山の3市町は、今夏限定のルールを定めた条例の制定や遊泳とマリンスポーツのエリアを分けるなどして安心安全な海を目指す。悪天候が続いた7月は大きなトラブルはなかったものの、夏本番を迎えたこれからが正念場だ。関係者は「改めて来訪自粛とマナーの徹底を」と口をそろえる。
【動画】逗子海岸で水上バイクに安全指導 海保「マナー順守を」
「予想以上の人出」
梅雨明け翌日の逗子海岸。海の家や更衣室がないながらも、ビーチは多くの親子連れや若者グループらでにぎわった。