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9日にかけ県内大雨の恐れ 箱根は累積雨量400ミリ超

社会 | 神奈川新聞 | 2020年7月7日(火) 20:47

横浜地方気象台
横浜地方気象台

 横浜地方気象台は7日、停滞する梅雨前線の影響で県内は8日にかけ、1時間30ミリの激しい雨が降る恐れがあるとの気象情報を発表した。累積の雨量が400ミリを超えた箱根町など県西部の山沿いを中心に、9日にかけて大雨になる可能性があるという。既に地盤が緩んでいる県西部や三浦半島などで土砂災害に注意するよう呼び掛けている。

 降り始めとなった3日正午から7日午後4時までの雨量は、箱根町の417・5ミリが最多。山北町239・5ミリ、小田原市178・0ミリと県西部でかさんでおり、三浦市も156・5ミリと多い。

 7日は各地とも少なめの雨量で推移したが、気象台は「停滞する梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む状況は変わっていない」と説明。8日夕までの24時間に西部の多い所で150ミリ、東部は20ミリの雨を予想。9日夕にかけては西部で100~200ミリ、東部では50ミリと見込む。

 
 

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