海老名市は28日、市立小中学校を6月1日に再開すると発表した。再開後は12日まで分散登校を実施する。夏休みは8月8~23日の16日間に、冬休みは12月26日~翌年1月5日の11日間にそれぞれ短縮する。小学校は9月以降の土曜日授業も検討する。
同市教育委員会によると、長期休みの短縮で、小学1~5年は通常の授業時間数(年間標準時数)を確保できる一方、小学6年と中学は年間標準時数をやや下回るという。こうした状況に対応するため、授業1コマの時間短縮と1日当たりの授業コマ数の増加などを各校の判断で実施する。
運動会、体育祭、修学旅行は感染対策を徹底して実施する方針。企業見学などの校外学習は当面見合わせる。