新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、県内で25日、新たに80代男性1人の感染が確認された。感染判明者が1人にとどまったのは、緊急事態宣言発令前の3月24日以降初めて。同23日はゼロだった。
県によると、男性は小田原市居住。クラスター(感染者集団)が確認された高台病院(開成町)に勤務し、既に感染が判明している50代男性介護職の同居家族。無症状という。
一方、県は24日に明らかにした死亡者について正式に発表した。小田原市居住の80代男性で、クラスターが起きた同市立病院(同市久野)の入院患者。同室患者の感染を受けた検査で12日に陽性が確認され、23日に同ウイルスによる肺炎で亡くなった。