日米共同の実動演習「オリエントシールド2018」が26日から国内で始まったことを受けて、県平和委員会など市民団体のメンバー約40人が27日、横浜ノースドック(横浜市神奈川区)のゲート前で米軍車両や米軍機の陸揚げに抗議した。
オリエントシールドは陸上自衛隊と米陸軍が共同作戦を実施する際の連携要領を実際の訓練を通じて相互に確認し、運用性の向上を図るもの。9月19日まで宮城県の王城寺原演習場、群馬県の相馬原演習場などで行われる。
同委員会の柴田豊勝さんは、横浜ノースドックで米軍車両やヘリコプター5機、装備品などが米軍艦船から陸揚げされた後、演習場に輸送されると指摘。「日米の軍事一体化がさらに進んでいくことに抗議し、監視活動を強化したい」と話している。