新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、県内で2日、2人の死亡と、新たに36人の感染が確認された。累計死者数が39人、感染者数が1076人となった。
横浜市では、新型コロナで入院していた90代女性が死亡。男女16人が感染し80代男性が重症。3人は、死亡した女性が入院していた聖マリアンナ医科大横浜市西部病院(同市旭区)の患者。6人は、院内感染が起きた横浜甦生(こうせい)病院(同市瀬谷区)の看護師や事務職などの職員だった。
川崎市では、入院中の70代男性が死亡。男女8人の感染が新たに確認された。新たに感染が判明した6人は、院内感染が起きた川崎協同病院(同市川崎区)の女性患者5人と女性看護師。死亡した男性は4月19日に同病院に入院。いったん退院したが再び入院し、検査で陽性が判明した。市は「同じ病棟に入院していた陽性患者と接触があった可能性が否定できない」として、院内感染との関連を含めて調査している。
県所管域は、男女9人。うち5人は、小田原市立病院に勤務する女性職員4人と入院患者の女性。