新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、県は28日、県所管域で新たに男女2人の感染が確認されたと発表した。鎌倉市の50代女性は濃厚接触者。逗子市の80代の無職男性は感染経路が不明としている。いずれも軽症という。
県内でここ数日、感染確認者の数が少なくなっていることについて、県健康医療局の前田光哉局長(医師)は「一時期に比べるとかなり減ってきている。県民が『3密』の状況を避け、外出自粛に対応いただいた効果ではないか」と推測。一方、「外出自粛を続けているからこそであり、まだまだ気を緩める段階ではない」とも強調した。