川崎市は2日、20~80代の男女7人が新型コロナウイルスに感染したことを新たに確認したと発表した。宮前区の聖マリアンナ医科大学病院に勤務する医療従事者もいた。重症者はいないという。市が発表した感染者は累計で37人となった。
感染が確認されたのは、中原区の30代男性会社員と80代無職男性、高津区の60代男性会社員と50代女性会社員、30代男性会社員、宮前区の20代アルバイト男性、東京都内の50代女性医療事務者の計7人。
市によると、中原区の30代男性は22日に発熱、19日まで都内の勤務先に出勤していた。同区の80代男性は23日に発熱、軽症だが基礎疾患があるという。
高津区の60代男性は27日に発熱、県内の勤務先に26日まで出勤していた。同区の30代男性は24日にせきの症状が出た。25日まで都内の勤務先に出勤していた。同区の女性は29日に発熱、都内の勤務先に27日まで出勤していた。夫の感染が既に判明していた。
宮前区の男性は28日にせきの症状が出た。26日まで都内の勤務先に出勤していた。
都内に住む医療事務従事の女性は、同病院に勤務。28日に発熱し、31日まで出勤していた。既に感染が判明していた同病院勤務の20代女性看護師との接触歴があるという。