新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、平塚、伊勢原、海老名、愛川、清川の各市町村教育委員会は25日、臨時休校中の公立小中学校を4月6日から通常通り、再開すると発表した。
海老名市教委は再開に合わせ、体温、せき、身体のだるさ、息苦しさ、気になる点-の5項目をチェックする「健康管理カード」を導入する。各校がカードを作成して児童・生徒に配布。毎朝記入して持参してもらい、担任教諭が確認する。
各市町村教委は文部科学省の公表したガイドラインに基づき、換気を徹底し、多数が手の届く距離に集まらないよう配慮するほか、児童・生徒に近距離での会話や大声をできるだけ控えさせ、せきエチケットや手洗いなどを徹底するよう留意するとしている。
また保護者には子どもたちの健康状態を確認し、発熱やせきといった症状があれば学校を休ませるよう呼び掛ける。