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やまゆり園 事件考
死刑と命(2)無価値の命はない…「被告の命は?」葛藤 

社会 | 神奈川新聞 | 2020年3月16日(月) 05:00

 神奈川県立障害者施設「津久井やまゆり園」(相模原市)の入所者ら45人が殺傷された事件で、植松聖被告(30)に死刑が求刑された。事件は派生的に「生きるに値しない生命はあるのか」という根源的な問いを、わたしたちに投げかけた。16日午後、判決が言い渡される。被告の生命も等価なら、極刑をどう受け止めればいいのか。連載で考える。(川島 秀宜)

死刑と命(1)「上等だ、てめえ」遺族の宣告、被告の激高


初公判開廷前の法廷=1月8日、横浜地裁(代表撮影)
初公判開廷前の法廷=1月8日、横浜地裁(代表撮影)

 1月8日、横浜地裁の初公判開廷から十数分後だった。「うー」。証言台で前かがみになった被告の植松聖(30)はうなり、右手の小指をかみちぎろうとした。「やめなさい」。刑務官が飛びかかる。裁判長は休廷を宣言し、植松に退廷を命じた。

 植松は前日の7日、神奈川新聞の面会取材に「気合を入れて謝りたい」と打ち明けていた。本人によると、勾留先で翌9日朝、小指の第1関節付近をかみ切ったという。

 植松は以降の公判で、両手に拘束具のミトンを装着させられた。

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