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やまゆり園 事件考
遺族調書から(上)セーラー服似合う/手をつないで散歩

社会 | 神奈川新聞 | 2020年1月22日(水) 11:00

事件後、津久井やまゆり園前に設けられた献花台で手を合わせる子ども=2016年7月30日、相模原市緑区
事件後、津久井やまゆり園前に設けられた献花台で手を合わせる子ども=2016年7月30日、相模原市緑区

 相模原市緑区の県立知的障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年7月、入所者ら45人が殺傷された事件。殺人などの罪に問われた元職員植松聖被告(30)に対する横浜地裁の裁判員裁判で、親やきょうだいら遺族の供述調書が読み上げられた。浮かび上がった犠牲者19人の人柄や肉親を奪われた悲痛な思いを3回にわたって紹介する。

美帆さん(19)
表情豊かに喜怒哀楽

     言葉は話せなかったが、こちらの言葉は理解しているらしく、笑ったり怒ったり。カードで意思疎通し、車の鍵を見るとお出かけするんだなと思っているようでした。一生懸命に自分の思いを伝えようと、大声を出したり、飛び跳ねたりしていました。
 最後に会った時、美帆は「きゃー、きゃー」と喜んでいました。(帰る際に)手を振って座椅子に座っていた。納涼祭や8月の一時帰宅の時にいっぱい遊ぼうと思っていたが、この時にもっと一緒にいれば良かったと思います。
 美帆を返してほしい。たった1人の娘。365日、24時間忘れたことはない。自閉症でも表情は豊かで、喜怒哀楽がとてもかわいかった。美帆から生きる勇気をもらいました。天国で何の苦しみもなく、元気に過ごしてくれているだろう。すぐに美帆の元には行けないけれど、待っていて。

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