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やまゆり園 事件考
匿名公判の源流(2) 「遺族の意向」県警一徹

社会 | 神奈川新聞 | 2019年12月26日(木) 12:00

津久井やまゆり園を調べる神奈川県警の捜査員=2016年7月26日、相模原市緑区
津久井やまゆり園を調べる神奈川県警の捜査員=2016年7月26日、相模原市緑区

 やまゆり園事件で殺害された19人の匿名発表を、県警自体が「例外的な対応」と認識しながら、「遺族の意向」を根拠に押し切りを図った。

 発生から8日後の2016年8月3日。県警は、初めて匿名発表の説明に特化した会見を開いた。事件以来、神奈川新聞を含む複数の記者クラブ加盟社から、個別に、散発的に、抗議や疑念が寄せられていた。各社を沈静化させようとする県警の思惑が透けていた。

 刑事総務課管理官の荻原英人(54)が説明した。荻原は「オフィシャルに詰めたコメント」と強調し、同じ文面を2度読み上げた。「知的障害者の支援施設であり、ご遺族のプライバシー保護の必要性が極めて高いと判断した。遺族からも報道対応に特段の配慮をしてほしいとの強い要望があった」

 神奈川新聞県警キャップの川村真幸(47)ら一部の記者が、荻原に迫った。

 ──プライバシー保護の必要性はなぜ、「極めて高い」のか。その理由がわからない。

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