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共生社会実現を目指し 書家の金澤さんが揮毫 横浜

社会 | 神奈川新聞 | 2019年12月16日(月) 05:00

席上揮毫で「感謝」の文字を書く金澤翔子さん=県庁本庁舎
席上揮毫で「感謝」の文字を書く金澤翔子さん=県庁本庁舎

 障害の有無にかかわらず「ともに生きる社会」の構築を目指す「共生社会実現フォーラム」(県主催)が15日、横浜市中区の県庁本庁舎で開かれた。

 スポーツやテクノロジ-などの分野で活動する4人が公開トークを展開した。NPO法人「スローレーベル」ディレクターの栗栖良依さんは、障害者の社会参加を促す「ソーシャルサーカス」の取り組みを紹介。「生産性を重視しがちな社会だが、そのスピードをゆっくりにすることで皆でつくっていける社会になるのではないか」と語った。

 NPO法人「ピープルデザイン研究所」代表理事の須藤シンジさんは「心のバリアフリーという単語はこれだけ流通しているのに、なぜ交わることができないのか。フリーにするには『慣れる』こと。そのプロセスを大事にしたい」と述べた。

 会場では、ダウン症の書家・金澤翔子さんによる席上揮毫(きごう)が行われ、多くの来場者が見守る中、「感謝」の2文字を力強い筆遣いでしたためた。このほか、子ども用車椅子を海外に届ける活動や、障害児の余暇活動支援など、県内の学生によるさまざまな取り組みも報告された。

 
 

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