県は7日、今シーズンのインフルエンザの流行が始まったと発表した。昨シーズンより5週早く、直近5シーズンで最も早い。県は本格的な流行に備えて感染予防策の徹底を呼び掛けている。
県によると、県内では10月28日~11月3日の1医療機関当たりの患者報告数が1・21となり、流行開始の目安となる1を超えた。地域(保健所)別では、三崎が2・67で最も高く、横浜市(1・74)、鎌倉(1・50)、川崎市(1・48)が続いた。
県は例年1月から2月にかけて流行するとし、こまめな手洗いやマスク着用といった感染予防策の徹底を呼び掛けている。