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IR考 誘致表明の波紋(1)
誘致「白紙」一転の決断 市長「裏切った気はない」

社会 | 神奈川新聞 | 2019年8月24日(土) 05:00

 「7月末に決断した」

 22日午後。カジノを含む統合型リゾート施設(IR)を誘致すると決断した時期を問われ、横浜市の林文子市長はこう明言した。だが、関係者はつぶやく。「決めたのは、もっと前だ」

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IR誘致を正式に表明する林市長=22日午後2時5分ごろ、横浜市役所
IR誘致を正式に表明する林市長=22日午後2時5分ごろ、横浜市役所

 さかのぼること、3年前。IR推進法が成立した2016年12月、市長は「市にとって有効な手法」と誘致に前向きな姿勢を隠さなかった。だがギャンブル依存症などを懸念する声が高まると、年明けに「積極的に踏み込むことは考えられない」と表現を後退。17年6月に市長選への出馬を表明した際は、「ニュートラル」との言葉を繰り返した。

 その是非に言及することなく、選挙戦に臨み、「反カジノ」を掲げた新人2人を破って3選。それから2年余り、「白紙」との立場を強調してきた。

 その一方、市の動向は市長の言葉とは裏腹だった。「誘致の是非を判断するため」との理由で、14年度から6年連続、IRの調査費を当初予算に計上。18年度には国内外の事業者・グループに構想案提出を依頼し、12事業者・グループが応じた。さらに今春の人事異動で、誘致表明後に新たな担当理事を配置することも内定した。

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