多くの観光客でにぎわう夏休み期間中のテロを防ごうと、横浜海上保安部と横浜税関、横浜水上署は21日、横浜港内で合同パトロールを始めた。
海上保安庁の巡視艇「きりかぜ」と税関監視艇「つくばね」、県警警備艇「しょうなん」の3隻が港内を巡回。横浜市中区の山下公園の沖合では、不審な人や物を見つけたときは関係機関に通報するようスピーカーで呼び掛けた。
同保安部警備救難課の西郡正課長は「2019年のラグビーのワールドカップ(W杯)や20年の東京五輪を視野に、横浜港の海上治安機関が連携し、テロを起こさせないための“見せる警備”を積極的に行っていく」と話した。