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相模川で大規模水害起きたら 水防訓練に80人参加

社会 | 神奈川新聞 | 2017年5月25日(木) 02:00

ブルーシートを川に見立て行われた合同水防訓練=厚木市厚木の相模川
ブルーシートを川に見立て行われた合同水防訓練=厚木市厚木の相模川

 厚木市厚木の相模川河川敷(三川合流点)で24日、厚木署、陸上自衛隊、同市消防本部による合同水防訓練が行われ、関係者約80人が参加した。

 合同訓練は、2015年9月の関東・東北豪雨と同規模の水害が発生したとの想定。広範な浸水によって孤立する住宅が多発した教訓を風化させないため、関係機関が連携して効率的に救助・救出活動に当たる手順を確認した。

 増水で橋が流され、対岸の住民から110番通報が相次ぎ、駆け付けた同署員が情報収集して現地に警備本部を設置。市長から県知事を経て災害派遣要請を受けた陸自の専用部隊が到着して長さ約10メートル幅約3・7メートルの橋を約15分で架け、迅速な救助活動を実施した。

 訓練後、小林常良市長は「相模川水系は上流のダムの放流によって水位が短時間で上昇する。市内にも浸水被害が想定される地域があり、梅雨、台風シーズンを前に関係機関が連携して住民を守る訓練の重要性が再確認できた」とあいさつした。

 
 

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