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災害ボランティアの裾野拡大へ 初心者向け講習会 相模原

社会 | 神奈川新聞 | 2020年10月23日(金) 05:00

崖崩れに巻き込まれた住宅で支援活動を行うメンバーら=昨年12月、相模原市緑区

 昨秋の台風禍を機に発足した災害ボランティア団体「ユナイテッドかながわ」による初心者向け講習会が31日、活動拠点のある相模原市緑区で初開催される。被災現場の支援に入る際の心構えや準備をテーマとした座学と、土のうの作り方などの実技を組み合わせた内容で、裾野の拡大と個々のスキルアップを図る。

 座学会場の藤野中央公民館(緑区小渕)で、ボランティアに参加する際の注意点や保険への加入、作業に必要な装備について解説。活動用の資機材を保管している倉庫前に移り、土のう袋の結び方やロープワークを伝授する。道具や発電機の使い方も学べるという。

 同団体は、昨年9月の台風15号で高波被害を受けた横浜市金沢区の産業団地を支援した有志が中心となって設立。同10月の台風19号の後は、崖崩れが多発した相模原市緑区で被災した住宅などからの土砂撤去に取り組んだ。

 市原信行代表は「ボランティアに関心があっても、現場作業はハードルが高いと感じる人もいる。重機などを使わなくてもできる活動はあるので、気軽に参加を」と呼び掛けている。

 午後1時から、無料。メール(info.united.kanagawa@gmail.com)で申し込む。定員20人(28日締め切り)。

 
 

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