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新型コロナ
「帰宅しないで」「退去を」 医療従事者の1割が差別経験

社会 | 神奈川新聞 | 2020年9月25日(金) 22:52

医療・介護従事者に対する偏見・差別の実態について報告する神奈川民医連の幹部ら=県庁

 新型コロナウイルス感染症を巡り、県民主医療機関連合会(神奈川民医連)は25日、医療・介護従事者に対する偏見・差別の実態を調べるアンケートの結果を公表した。約1割が「偏見・差別を受けたと感じたことがある」とし、付近住民から避けられたり、家族から退職するよう勧められたりするケースが多かった。

 アンケートは6月上旬、神奈川民医連に加盟する9法人の事業所で働く2779人を対象に実施し、1548人(55・7%)から回答があった。

 偏見・差別を感じたのは147人(9・5%)。「家族から退職を勧められた」が39人(複数回答)で最も多く、「家族から『帰宅しないでほしい』と言われた」(22人)、「近所や外出先の人から避けられた」(20人)と続いた。

 他には「職員の家族だからという理由で学校や職場から休むよう指示された」「賃貸住宅の家主から退去するよう言われた」といった回答もあった。事業所別でみると、差別や偏見を受けたのは、新型コロナの感染が疑われる患者を受け入れている病院が大部分を占めた。

 神奈川民医連の野末浩之会長らは「未知の病気で怖いというイメージが先行したため、致し方ない部分はあったが、差別や偏見は残念。社会全体で課題を共有し、改善につなげたい」と話している。

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