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新型コロナ
県立歴史博物館が再開 入館人数制限、受付で検温も

話題 | 神奈川新聞 | 2020年6月10日(水) 05:00

入り口で手を消毒する来場者=県立歴史博物館
入り口で手を消毒する来場者=県立歴史博物館

 新型コロナウイルスの影響で3月4日から臨時休館していた県立歴史博物館(横浜市中区)が6月9日、常設展の観覧を再開した。感染予防対策を徹底し、来場者にもマスクの着用や手指の消毒などの協力を呼び掛けている。

 人との接触をなるべく避けるため、正面玄関を入り口専用、馬車道に面した入り口を出口専用にして一方通行に。受付で検温し、37度5分以上の熱がある人や体調の悪い人の入館を制限する。入館人数は120人を上限とし、状況に応じて開館時間を短縮する。

 展示室内も一方通行になるよう案内板を掲げ、30分に1度の館内放送で距離を取るように注意を呼び掛けている。展示解説は当面の間は中止だが、休館中に新しくした展示パネルもあり、展示替えした浮世絵「諸国名所百景」が楽しめる。

 同市泉区から来場した60代の夫婦は「長く家にこもっていたので、こうして出掛けて古い物を目にできるのはやっぱりいいですね。今日は一つ一つをじっくり見ました」と話した。

 常設展の観覧料は20歳以上300円ほか。ミュージアムライブラリーとショップも利用可。問い合わせは同館電話045(201)0926。

 9日には県立近代美術館鎌倉別館(鎌倉市)も開館。横浜みなとみらいホール小ホール(横浜市西区)でも再開後初めて、2席ずつ空席を設けるなどしてフルートアンサンブルのコンサートが開催された。県立金沢文庫(同市金沢区)は事前予約制で図書閲覧室だけが利用できる。

 
 

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