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「有機野菜のニーズは無限大」 湘南で地産地消の形を模索

話題 | 神奈川新聞 | 2020年5月6日(水) 10:44

新規就農者向けの講座でダイコンの間引き作業を体験する参加者ら=平塚市土屋
新規就農者向けの講座でダイコンの間引き作業を体験する参加者ら=平塚市土屋

 平塚市内の耕作放棄地を活用し、有機野菜の栽培方法を伝授する新規就農者向け講座の取り組みが3年目を迎えた。後継者不足で荒れ果てた耕作放棄地を有機野菜生産販売会社「いかす」(東京都)が借り上げて開墾。自然の“教室”から巣立った卒業生が新たな農業の担い手となるケースも少なくない。関係者は「消費者も巻き込んで湘南らしい有機野菜の地産地消の形をつくりたい」と模索を続けている。

 「食べることが勉強。おいしい野菜の味を覚えてください」

 3月7日に市内の農地で行われた「サステナブル・アグリカルチャー・スクール」第4期生の初回講座。講師役の内田達也さんが、県内外から集まった受講生14人に語り掛けた。

 昨年12月に植えたダイコンの間引き作業を体験。取れたてのダイコンはまだ小さいが葉は青々と茂り、かじるとほんのりと甘みも。内田さんは「人間が食べておいしい野菜には虫が来にくい。食べることで五感を磨いてほしい」と話した。

 
 

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