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フェイスシールド計300個を市に寄贈 日産、医療向けに

話題 | 神奈川新聞 | 2020年5月3日(日) 05:00

髙山市長(左)にフェイスシールドを寄贈する川副部長=伊勢原市役所(同市提供)
髙山市長(左)にフェイスシールドを寄贈する川副部長=伊勢原市役所(同市提供)

 感染拡大が続く新型コロナウイルス対応の最前線で奮闘する医療従事者を守ろうと、日産自動車は伊勢原市に「医療用フェイスシールド」計300個の寄贈を始めた。市は病院や診療所の医師や看護師に配布していく。

 シールドは同社が4月に生産を始めたオリジナル製品。3Dプリンターを活用した樹脂製で、飛沫(ひまつ)感染を防ぐため顔を覆う交換可能なフィルムを装着している。

 同社は技術開発拠点「日産テクニカルセンター」(厚木市岡津古久)の一部が伊勢原市内にあることから、寄贈を決めた。4月24日に市役所であった寄贈式で、最初の57個を提供した。

 同社R&D総務・企画統括部の川副正教部長は「今後も生産し、医療機関に提供していきたい」。髙山松太郎市長は「最前線で働く医療従事者の皆さんに、感謝の気持ちを込めて提供したい」と述べた。

 同社は28日にも追加分の23個を提供し、連休明けからは郵送で届けるという。

 
 

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