横須賀市本町コミュニティセンター(同市本町)で10日に行われる交流イベント「三浦半島まるかじり! mi(み)食祭」(三浦半島地域活性化協議会主催)で、地元で養殖されたチョウザメの身の無料試食が行われる。
三浦市初声町の農業生産法人「デリーターファーム」(金子寛一社長)が4年ほど前から養殖を進めてきた。同協議会構成メンバーでもある神奈川新聞の横須賀・鎌倉版で連載「ぶらり食紀行」を執筆している料理食材研究家・石井亨さんが、金子社長と親しいことから実現した。
石井さんによると、チョウザメは卵のキャビアだけでなく身もおいしく、カルパッチョなどに向いているという。横須賀を中心に居酒屋を展開する「たのし屋本舗」(下澤敏也社長)が調理を担当する。
石井さんの講演、下澤社長らによるトークセッション後、チョウザメや地元野菜を味わいながら三浦半島の生産者らと交流してもらう。絵本の読み聞かせやワークショップなど親子参加のミニイベントもある。神奈川新聞のウェブサイト「カナロコ」の申し込みページから事前申し込みが必要。定員200人。問い合わせは神奈川新聞社クロスメディア営業局電話045(227)0823。