夏休みに百貨店で憧れの職業を体験するイベント「おしごとたいけん」が26日、横浜高島屋(横浜市西区)で始まった。28日までの3日間、事前に応募した4歳から小学6年生の約450人が、店長や接客係、シューフィッターなど多彩な約60の業務を体験する。社会性を学び将来を考えるきっかけにしてもらおうと毎年開催し、4回目。
26日は、3人の女児がインフォメーション係として開店時にオリジナルの制服姿で正面玄関に立ち、来店客を出迎えた。照屋心結さん(6)=同市瀬谷区=は「緊張したけど、かわいい制服を着られて楽しかった」と話した。
「横高こども新聞」の記者として、店内を取材して新聞を作る体験も実施。神奈川新聞社の菱倉昌二記者が講師を務め、インタビューのこつや写真の撮り方などを丁寧に伝えた。
同店の青木和宏店長は「デパートは楽しいところ。その魅力を感じていただければうれしい」と語った。