東急田園都市線鷺沼駅(川崎市宮前区)前の再開発事業に伴い、移転が計画されている宮前市民館と宮前図書館の新たな活用方法を探ろうと、市教育委員会は9月と10月、市民参加型のワークショップを開催する。出された意見は2019年度末に策定予定の市民館と図書館の基本計画案に反映させる。
市がまとめた同事業の基本方針によると、同駅北側街区に建設予定の都市型住宅の低層部に、区役所を移転。道路を挟んだ街区には交通広場や商業施設を整備し、上層部にホールを含む市民館と図書館を設けることになっている。
ワークショップは、無作為抽出した区民20人と、区内在住・在勤・在学の公募参加者20人がメンバーとなる予定。9月7日に現在の宮前市民館で、10月5日に市立土橋小学校でそれぞれ開き、両日とも参加できることが条件となる。
7月31日までに市ホームページなどで申し込む。応募多数の場合は抽選。問い合わせは市教委生涯学習推進課電話044(200)1981。