新型コロナウイルス感染症を巡り、平塚市の落合克宏市長は22日、市内の商店で買い物に利用できるプレミアム付きの「電子商品券」の発行を柱とした総額17億円の新たな緊急対策を発表した。電子商品券による消費喚起とともにキャッシュレス化による感染予防も進める。商品券を販売した事業者にも10%分のキャッシュバック(現金還元)されるのが特徴で、市によると「全国初の取り組み」という。
電子商品券はプレミアム率30%で、店頭で1万円分のポイントを購入すると、スマートフォンなどの電子機器に1万3千円分の買い物ができるポイントがチャージされる。さらに販売した店舗にも千円が還元される仕組み。市内の千店舗での利用を想定している。