立憲民主党筆頭政調副会長の青柳陽一郎氏(衆院6区)が今月、枝野幸男代表の結党以来初となる外遊に同行した。米ワシントンを訪れ、2016年米大統領選の民主党候補指名で若者から熱狂的な支持を集めたサンダース上院議員らと会談。「政権交代を目指す党として、日米同盟、日米関係を重要視する姿勢を示すことができた」と手応えを語った。
今月11~15日に、米国で上下院議員9人のほかシンクタンク、大学の関係者らと意見交換。学校法人「森友学園」を巡る財務省の決裁文書改ざん問題などを踏まえ、米国立公文書館も視察した。
青柳氏は訪米の目的を「中国の台頭などがあり、アメリカの中で相対的に日本への関心が薄れている中、立憲民主党を知ってもらう必要があった」と説明。サンダース氏からはマイノリティーと呼ばれる人々の声を政策に生かしていく姿勢をあらためて学んだといい、「日本でもボトムアップの政治、草の根民主主義を愚直に訴えていきたい」と意気込んだ。