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菅官房長官インタビュー
皇位継承は決議尊重 カジノ、説明すれば理解

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2019年12月30日(月) 03:00

桜見る会「納得いく基準必要」

 安倍政権は歴代最長記録を更新した一方、政権運営には「おごり」や「緩み」も指摘されている。菅義偉官房長官(衆院2区)は神奈川新聞社のインタビューで、「桜を見る会」を巡る問題について「明快に納得のいく基準、運営が必要だ」と述べ、2021年の再開に向け見直しを進めていく考えを示した。


インタビューに応じる菅官房長官=12月24日、東京都内
インタビューに応じる菅官房長官=12月24日、東京都内

 ―今年は改元や皇室関連行事が続いた。

 「天皇陛下のご退位、ご即位は憲政史上初めて。全体の責任者としてつつがなく終えることができ、ほっとしている。新元号『令和』は、思いのほか温かい雰囲気の中で国民に受け入れてもらえた」

 ―皇位継承の課題をどう考えるか。

 「安定的な皇位継承の維持は、国家の基本に関わる極めて重要な問題だ。男系継承が古来例外なく維持されてきていることに重みがあるのも事実。慎重、丁寧に検討する。衆参両院の付帯決議の趣旨を尊重してしっかり対応していく」

 ―安倍首相の通算在職日数が歴代最長を更新した。

 「従来の政権との違いは、何をやるかを明確に掲げていることだ。目標に向かい総理を中心に政治主導の下、改革を遂行して国を前に進めている。経済が大きく改善したことも政権が続いている要因の一つだ」

 ―「桜を見る会」は長期政権の「おごり」と批判を集めている。

 「長年の慣行で行われてきた中で、いろいろな方から厳しい指摘がある。来年は一回休み、原点に立ち返る必要がある。招待者の基準を明確にし、招待プロセスの透明化、人数、予算など多くの意見を聴き、理解してもらえる形にしたい」

 ―カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致活動が本格化しているが、市民から懸念の声がある。

 
 

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