秦野市消防本部は4日、パラグライダー事故を想定した負傷者救出訓練を同市菩提のパラグライダー・フライト台周辺で行った。
訓練は事故対応の手順や連携を確認する目的で実施し、川崎市消防局のヘリコプターも参加した。
男性職員が負傷者役となり、木に宙づりになった状態で訓練がスタート。救助隊員が木と絡まったワイヤロープを切断するなどし、負傷者役を救出した。その後、負傷者役を人形に替え、ヘリで平塚市の平塚市民病院に搬送した。
市内では8月、パラグライダーを楽しんでいた男性が強風にあおられ木に宙づりになり、軽傷を負う事故が発生している。