川崎市港湾局は来年1月に就航する新巡視船(約30トン)の名前を「かもめ」に決定した。市民から公募し、「海」や「港」がイメージしやすく、応募数も多かった。
新造船で、長さ18メートル、幅約4・5メートル、定員33人。川崎港では3隻の巡視船のうち「つばめ」が建造後42年たち、老朽化も著しく、代替えすることになった。建造費は約2億6千万円。
海上の漂流物や危険物などの巡視、調査、視察、帰宅困難者の輸送や緊急物資の搬送などを行う。公募は7~8月に行われ、101人から126作品が寄せられ、「かもめ」は7人が応募していた。