真鶴町長選で再選を果たした宇賀一章町長(64)が26日、2期目の初登庁をした。町役場正面玄関前に集まった職員約40人が拍手で出迎えた。
午前9時ごろ、宇賀町長は徒歩で姿を見せ、女性職員から花束を受け取った。 その後の訓示で、自身が1期目に推奨した「諫言(かんげん)」をキーワードに「上の(立場の)人が間違ったら教えてやること」と呼び掛けた。
町が直面する人口減少については、子育て支援策として選挙戦で公約に掲げた小中学校の入学祝い金の支給を「来年4月から給付する」とした。また、育児に取り組む母親の負担を和らげ、自分の時間をつくってもらおうと、ボランティアを活用した支援体制の仕組みづくりにも触れ、職員に新年度から実施できるよう促した。