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「昔の自民党と決別を」河野・菅氏ら、執行部刷新求める

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2010年4月1日(木) 23:49

幹部らに対して支持回復のための対策実施を促す河野氏=自民党本部
幹部らに対して支持回復のための対策実施を促す河野氏=自民党本部

自民党は1日、党本部で両院議員懇談会を開いた。鳩山内閣支持率の低下にもかかわらず自民党への支持が回復しないことから、執行部刷新を求める声が噴出。谷垣禎一総裁は大幅な刷新は拒否した上で、参院選の選対本部に中堅・若手を起用する方針を示した。

河野太郎氏(衆院15区)は、みんなの党が躍進した逗子市議選の結果を挙げ、「これが自民党の現実。支持回復には昔の自民党とは決別したことを明確にするべきだ」と強調。さらに「一致団結しているかよりも党が昔と変わらないことへの嫌悪感の方が圧倒的に多い」と対策を促した。

菅義偉元総務相(2区)も、「参院選に負けたら自民党は無くなる。派閥は駄目だ、世代交代すべきだ、と望む国民の声に耳を傾ける時だ」と訴えた。

一方、谷垣氏を援護したのは甘利明氏(比例南関東)。「ベテラン議員は指導教官として一歩下がり、自民党を担っていく青年をしっかりと支える姿勢が必要」と、「全員野球」の在り方を提案した。

谷垣総裁は「支持低迷は党内が団結していないことが理由であり、参院選も現執行部で戦う」と明言。「参院選を勝利しねじれを起こす」と決意を語った。

懇談後に記者団から感想を問われた小泉進次郎氏(11区)は、「まだ党が変われていないという思いを若手からベテランまで共有する、良い機会だった」と述べた。懇談会には国会議員約150人が出席。2時間半にわたり50人が質問した。

 
 

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