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高山伊勢原市長が初登庁「職員とビジョン描く」

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2012年10月1日(月) 22:09

初登庁し、職員から花束を手渡される高山新市長(右)=伊勢原市役所
初登庁し、職員から花束を手渡される高山新市長(右)=伊勢原市役所

 先の伊勢原市長選で初当選した高山松太郎さん(62)が1日、市長に就任し、初登庁した。就任の記者会見では「台風一過の青空に、職員と一緒に将来の伊勢原のビジョンを描ければと思った」と抱負を述べた。

 午前8時25分ごろ、市役所正面玄関前で公用車から降りると、待っていた約150人の職員や支援者に迎えられた。「穏やかにスタートしたい」と自ら選んだ青色のネクタイを締め、職員から花束を受け取ると笑顔を見せた。その後、市長室で市長の椅子に座り、「緊張しますね」と気を引き締めた。

 幹部職員を集めた就任式では「市民のために何ができるのかが原点。情熱と愛があれば何でもできる。10万市民の幸せのために皆さんの力を借りたい」と訓示。出席した職員一人一人と握手を交わした。

 空席となった副市長の人事について「これから内部をよく見て決めたい」と当面は不在のまま市政運営に取り組む考えを示した。来年度のスタートに向け市が策定作業を進めてきた新総合計画については「伊勢原は大きな課題を持っている。議会や職員と共有しながら、しっかりしたものをつくりたい。場合によってはスタートの時期を遅らせる可能性もある」と述べた。

 
 

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