任期満了に伴う真鶴町長選は11日、投開票される。立候補しているのはともに無所属で、再選を目指す現職の宇賀一章氏(64)と返り咲きを狙う元職の青木健氏(63)=届け出順。
宇賀氏は前回選挙で掲げた景気倍増計画について未達成との認識を示した上、その推進を目指す。また小中学校の入学祝い金の支給などを訴える。
青木氏は中学校給食の実施、医療費の18歳までの無料化などを訴える。活気ある町づくりの一環として、石材の販路拡大などを公約に盛り込む。
このほか、両氏とも人口減少、地域経済の衰退といった課題への対策を柱に据えた公約を掲げている。
期日前投票は10日まで行われ、午前8時半から午後8時まで町民センターで受け付ける。5日現在の有権者数は6824人(男3175人、女3649人)。