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町政への「思い」「政策」は 真鶴町長選、3候補の横顔

選挙 | 神奈川新聞 | 2020年9月10日(木) 05:00

 真鶴町長選は13日の投開票に向け、新人で元町職員の松本一彦(54)と、現職の宇賀一章(68)、新人で法務団体役員の北澤晃男(50)の3氏が舌戦を繰り広げている。町政への思いや政策など3氏の横顔を紹介する。=上から届け出順

対話重視のまち実現
松本一彦氏(54)

松本 一彦氏

 「対話を重視し、町民自身がつくるまちを実現する」と熱意を語る。

 大学卒業後、町役場に入庁。総務課長や町民生活課長の重職を歴任する中、職員の意見が通りにくいと感じた。「町長にならなければ変えられない」と出馬を決意した。

 真鶴はやし保存会の一員として30年以上、地元の子どもたちに太鼓の指導を続ける。「子どもは地域の宝。将来のためにも、町民みんなで大切に守り育てよう」と説く。

 PTA活動も長く、県立高校のPTA連合会長も務めた。「さまざまな立場の人の意見をくみ取ることが大切だ、と実感できた」と振り返る。

 座右の銘は「You can(やればできる)」。趣味は登山や旅行、野球観戦。妻と長女、次女との4人暮らし。

地域防災強化に注力
宇賀一章氏(68)

宇賀 一章氏

 「住民本位で暮らしやすいまちにするための集大成にしたい」と3選に向け意欲を燃やす。

 中学から本格的にサッカーを始め、高校卒業後はトヨタ自動車工業で実業団チームに所属。町職員を経て、2012年の町長選で初当選した。

 「実業団ではフォワードだったが、町政ではゴールキーパー。全体を見て職員に的確に指示が出せる人間でありたい」

 17年から町は県内唯一の過疎地域に指定されている。「小さな町だからこそ、瞬発力を生かせる」と前向きに捉え、移住促進や産業活性化に取り組んできた。「隣近所の付き合いが残る」という町の良さを念頭に地域防災力強化にも注力する。

 座右の銘は「心技体」。妻、長男夫妻、孫2人の6人暮らし。

民間のスピード感覚
北澤晃男氏(50)

北澤 晃男氏

 「町役場出身者による町政が続いている。民間のスピード感覚が町には必要」と出馬を決めた。

 貴船神社の伝統文化や町を題材にしたアートの振興で町の魅力を高め、「移住者が離れないまちづくりを」と思い描く。

 これまで町にはツーリングで度々訪れてきた。混雑のない開放感のある雰囲気が気に入り、昨年3月に東京都内から町へ移住した。「過疎はマイナスではなく、むしろ一定の需要があるのではないか。うまく生かしたい」

 ダイビングがライフワークで、米・フロリダ州の水中洞窟での経験をきっかけに、洞窟の潜水調査を30年ほど続けている。「地上では味わえない浮遊感が魅力」と話す。

 座右の銘は「風林火山」。趣味はバイクのカスタマイズ。1人暮らし。

 
 

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