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元自民党県連会長・梅沢さんに聞く 菅さんは下町「黒子」

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2020年9月18日(金) 10:00

 新首相に就いた菅義偉さんが歩んできた政治の道は今から半世紀ほど前、横浜市神奈川区の下町で始まった。サラリーマンから小此木彦三郎元通産相の秘書となり、修行の一環で地元県議の梅沢健治さん(91)=元自民党県連会長=に預けられた。26歳で政治の世界に飛び込んだ青年は何を見て、何を体験したのか。当時の師匠が、苦節を経て頂点に上り詰めた菅さんの「原点」を振り返った。

激戦を勝ち抜いて国会議員に初当選し、党県連幹事長(当時)の梅沢さん(右)に報告に訪れた菅さん=1996年10月21日未明、横浜市中区の自民党県連事務所

 自民党衆院議員の小此木さんと佐藤一郎さんの間で「横浜の北から出るか、南から出るか」という選挙区のすみ分け問題があった。50年ほど前の話だ。市議らの投票などを経て小此木さんが神奈川区を含む北、佐藤さんが南に決まった。直後に小此木さんが連れてきたのが菅さん。目がきれいな青年だった。

 当時、小此木さんは多くの秘書を抱えていたが、「どうしても『代議士代理』になってしまう」と嘆いていた。「地域の何たるかを学ばせたい。それには国会議員事務所だけを仕事場にしては駄目だ。県議である梅沢さんのところで預かってほしい」と依頼された。

 彼に「出身はどこだい?」と聞くと「秋田です」。ちょっと驚いた。それは同じ選挙区で同じ党の先輩県議も秋田出身者だからだ。なるほど、菅さんを先輩県議に託せば「秋田連合誕生」で終わりだが、私に預ければ自民県議2人の橋渡し役になる。小此木さんもよく考えたものだ。私の秘書で菅さんより7歳ほど年長だった福田進さん(後に横浜市議、故人)と2人、でっち奉公のような日々が始まった。

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