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自民新総裁に選ばれた菅氏 政治の道は横浜から

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2020年9月15日(火) 10:00

 「私のような普通の人間でも、努力をすれば総理大臣を目指すことができる」

 総裁選の演説で、自身の生い立ちを披露した菅氏。神奈川選出で総裁に就いた河野洋平氏や小泉純一郎氏とは対照的に、政治家の家系ではなく「地縁血縁のないゼロからのスタート」で頂点に上り詰めた。

新総裁になって初めての会見に臨む菅氏=14日、自民党本部

 秋田県のイチゴ農家に生まれ高校卒業後に上京、学費を稼ぎながら法大法学部を卒業した。就職した会社で「世の中を動かしているのは政治だ」と思い定め、小此木彦三郎元通産相の秘書として横浜市の事務所で11年間働いた。

 1987年の市議選に西区から出馬し初当選。「涙が出るくらいつらい選挙」を勝ち抜き、「意志あれば道あり」を座右の銘とした。市議を2期務め、小選挙区制が導入された96年の衆院選に2区(西、南、港南区)から立候補。47歳で国会議員バッジを手にし、連続8回当選を重ねてきた。

 政治の師と仰ぐ梶山静六氏が98年の総裁選に出馬した際は派閥を抜けて支え、筋を通すとして法案採決を棄権したこともあった。ここ10年以上は無派閥で活動している。

 安倍晋三氏とは北朝鮮による日本人拉致問題を通じて親交を深めた。2006年の総裁選で派閥の領袖(りょうしゅう)らが福田康夫氏支持に傾く中、安倍氏支援の若手グループをいち早く立ち上げ、流れをつくった。第1次安倍内閣で総務相で初入閣した。

 退陣した安倍氏を再び担ぎ、12年の第2次内閣発足時で官房長官。危機管理と情報収集にたける一方、政治主導として官僚組織を掌握し、官僚が官邸の顔色をうかがう「忖度(そんたく)」体質を生んだとの批判も招いた。

 在職期間は2800日を超え歴代最長を更新中で、新元号の発表では「令和おじさん」として知名度が急上昇した。下戸で好物はパンケーキ。腹筋100回と毎朝の散歩を日課とし、政財界の要人や官僚らとの朝昼晩の会食で判断力を磨いてきた。

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