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真鶴町長に新人松本氏 現職ら2氏破り初当選

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2020年9月14日(月) 14:34

初当選を果たし、支持者と万歳する松本氏(中央)=13日午後9時40分ごろ、真鶴町真鶴の事務所

 任期満了に伴う真鶴町長選は13日投開票され、新人で元町職員の松本一彦氏(54)が、現職の宇賀一章氏(68)と新人で法務団体役員の北澤晃男氏(50)を大差で破り、初当選した。

 2期8年の「宇賀町政」の評価や、人口減少、地域経済活性化への対応などが争点となった。

 松本氏は「町民が主人公になるまち」を掲げ、中学校の完全給食や多世代交流拠点の整備など子育て支援の充実を訴えた。宿泊施設を改修した誘客や空き家活用事業も公約に掲げた。前回2016年の町長選で宇賀氏に敗れた元町長の支援も受け、選挙戦を進めた。

 宇賀氏は移住促進などの2期8年の実績を強調するとともに、地域防災力の強化を訴えたが、町政刷新を求める声をはね返せなかった。北澤氏は「自然や文化、アートによるまちづくり」を掲げたが、及ばなかった。

 投票率は71.78%で、前回を4.94ポイント上回った。

 当日有権者数は6407人(男2974人、女3433人)。

真鶴町長選 開票結果

9月13日(日) 22:20

初当選・松本氏「スピード感を持ち全力で」

 松本一彦氏は13日午後9時半すぎ、待機していた真鶴港近くの事務所で当選確実の知らせを受けた。駆け付けた大勢の支持者らと抱き合ったり、「万歳」を繰り返したりしながら喜びを分かち合った。

初当選を果たし、支持者からお祝いの花束を受け取る松本氏=13日午後9時40分ごろ

 町総務課長だった松本氏は、役場内で職員の声が通りづらくなっていると感じ、6月に辞職して出馬を決意。自治会やPTA、太鼓の指導など地元活動を通じて培った若者や女性層を含めた幅広い支持を集めた。

 選挙戦では住宅街の路地を小まめに歩き、子育て支援の充実や空き家の有効利用などを主張。「町民が主人公のまちを目指す」と訴えてきた。

 大差での勝利に松本氏は「多くの人に支えられ、身の引き締まる思い。あすから未来の真鶴町のために、スピード感を持って全力で働く」と力強く語った。

現職・宇賀氏苦杯「町民は改革を欲した」

支援者を前に頭を下げる宇賀一章氏=13日午後9時50分ごろ、真鶴町真鶴の事務所

 落選の一報を受けると、宇賀一章氏は事務所に詰めかけた支援者を前に「残念ながら大差がついた。これからも真鶴町をかわいがってほしい」と頭を下げた。

 現職として新型コロナウイルス感染症対応を優先し、選挙戦の準備は出遅れた。期間中、地域を丁寧に回り移住定住促進策や行財政改革の実績を訴えたが、「手応えはあった。しかし若い人たちが(相手陣営に)集まり、町民は何か新しい改革が欲しかったのかもしれない」と悔やんだ。

 道半ばでの落選となり、「3人の候補が真鶴を愛した。改革を止めずに進めてほしい」と今後の町政に注文を付けた。

【解説】新人、若い世代の声集める

 新人で元町職員の松本一彦氏が現職に大差をつけ、初当選した。2期8年続いた現町政の評価を巡り、有権者は変化を求めた結果となった。

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