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検証・安倍政治(3)歴史否定と差別 排外主義育てた政権

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2020年9月11日(金) 16:00

傷付けられた看板の修復を求め朝鮮学校の生徒と県庁を訪ねた橋本さん(左から3人目)=8月24日

 植民地支配、強制連行の歴史を伝える碑文の一部を削り取ろうとした痕跡が見つかったのは8月9日のことだ。相模湖・ダム(相模原市緑区)の建設工事で犠牲になった朝鮮半島出身者らの追悼碑の看板が何者かの手で傷付けられていた。

 「加害の歴史をなかったことにしたい思いの表れだ」。地元住民でつくる「相模湖・ダムの歴史を記録する会」の橋本登志子さん(70)は明確な意思を感じていた。「国のトップである安倍晋三首相自身が植民地支配の責任を認めようとしてこなかった。歴史の反省への反発は街中でヘイトスピーチを叫ぶ特異な人にとどまらず、一般の人々に広がっているのだろう」

 差別の罪深さを目の当たりにしてきた橋本さんはその深刻化に身震いする。地元では2016年、知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人が殺傷されるというヘイトクライムが起きたが、「障害者差別を大声で口にする人はいない。でも韓国、北朝鮮への蔑視は政治家が率先して語っている。民族差別に関しては知識と理性という歯止めがすっかり失われてしまった」。

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 看板の傷を見つけたのは課外授業で訪れた神奈川朝鮮中高級学校(横浜市神奈川区)の生徒だった。「自分たちの存在まで否定されたよう」。現在進行形で差別にさらされているからこそショックは大きかった。

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